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大手化粧品メーカーの株式会社コーセーの企業理念や事業内容、強みについて

株式会社コーセーと言えば、誰もが知る大手化粧品メーカーです。普段メイクをしない男性でも名前だけは知っている方も多いのではないでしょうか。どの程度大手なのかと言えば、同じ化粧品業界で1位は資生堂、2位は花王、3位にコーセーが入るほどです。

今回は、そんな大手のコーセーがどのような企業理念を持っているのか、事業内容や強み、そして特徴について紹介していきます。これまでコーセーについて苦詳しく知らなかった方は、今回をきっかけに知ってみてはいかがでしょうか。

コーセーがどのような企業理念を持っているのかを知ることで、なぜ業界3位という座についているのかもうかがえるかもしれません。コーセーがどのような考えを持って製品開発をしているのか、そしてお客さんと接しているのかを知ってみてください。

 

株式会社コーセーの企業理念とは?

引用:株式会社コーセー

まずこちらでは、コーセーが持つ企業理念について紹介していきましょう。

そもそもなぜ企業理念を持つ必要があるのかを説明すると、その企業が存在をしている理由、何を目的としているのか、どこに向かっているのかなど、その企業の方向性を決め、その目標に向かって成長をするためです。逆を言えば企業理念を決めなければ会社としての方向性がぶれてしまい、きちんとした経営や事業を行うことができないのです。

ここでは、コーセーがどのような企業理念を持っているのか紹介します。コーセーの化粧品を愛用している人も、企業理念やその思いまでを知る機会は少ないかと思います。しかし、その思いを知ることによって更にコーセーの製品に対して愛着を持てることもあるのではないでしょうか。

存在理念

コーセーの存在理念として「英知と感性を融合して独自の美しい価値と文化の創造をする」というものがあります。

化粧品会社ということで、美しさにこだわるのは当然でしょう。しかし、何を目的としているのかを定めなければ、何のために会社があるのかという部分がわからなくなってしまうのです。

コーセーは英知と感性の融合、コーセー独自の美しい価値と文化の創造という存在理念を持っています。これは化粧品業界においてとても重要な部分ではないでしょうか。この存在理念を持って事業展開を行い、さまざまな主要ブランドを生み出してきました。

エスプリーク、インフィニティ、雪肌精、プレディアなどさまざまな人気ブランドを展開しているため、特に女性は愛用している方も多いのではないでしょうか。

基本的に化粧品会社がブランドを増やしていくのはお客さんのためです。コーセーの幅広い人に使ってもらいたいという思いから、それぞれの年代層に合わせたブランドが生み出されていきました。その結果、これまでの製品が合わなかった人も新たなブランド展開によりコーセーの化粧品を愛用することができているのです。

肌の状況はそれぞれに個人やその時々によって変わってきます。だからこそ、様々なパターンを考えて作らないといけないのです。研究をしている人、開発をしている人、さまざまな人の苦労や思いが重なることで新しい発見や製品につながっています。

経営理念

コーセーの経営理念の中に「コーセーを愛し支える人たちのために」というものがあります。これはコーセーを愛用してくれる人のために更なる良い製品の開発や販売を行うということです。化粧品業界は日進月歩であり、以前と同じものが長く通用し続ける業界ではありません。

良い商品を開発、そして販売をしつつ、更に良い製品を作ろうとする開発や研究をし続けなければいけないのです。ある意味では、ゴールの見えない業界と言っても過言ではありません。

しかし、コーセーは常に自分たちの会社の製品を愛し続けてくれる人のために、よりよい製品の開発や研究を続けています。だからこそ、さまざまな主要ブランドを生み出せたのです。利用者の肌状況や年齢などに合わせた製品を開発していることにより、お客さんにとって最適な化粧品を作りだすことができます。

行動理念

コーセーの行動理念は「私が創るコーセーの今と未来」です。社員たちがコーセーを愛してくれる人たちのために、どうすれば現在よりもさらに良くすることができるのかを考えています。

また、今だけではなく未来のこともしっかりと考えているからこそ、さまざまな挑戦や開発につなげられるのです。コーセーにさまざまな主要ブランドがあるのは、会社とお客さんの今と未来をしっかりと見据えた結果なのでしょう。

 

株式会社コーセーの事業内容について

引用:株式会社コーセー

コーセーの事業内容と言えば化粧品販売をメインとしています。コーセーの名前から「化粧品を販売している会社」という認識を持っている方は多いのではないでしょうか。

こちらでは、コーセーが行っている事業内容について詳しく説明をしていきます。どのような事業内容をしているのかを詳しく知りたい方は、ぜひチェックをしてみてください。

化粧品販売

コーセーは一般的な化粧品の製造を中心としています。しかしそれだけではなく、高級化粧品をも強みとしているのです。一般的な化粧品と高級化粧品の違いと言えば、高級化粧品の方には独自の高い付加価値が付けられていたり、より高級な原材料が使用されていることでしょう。

万人に向けたものが一般化粧品であれば、高級化粧品はそれぞれ異なる人をターゲットにしていると言っても過言ではありません。例えば肌が弱い人などは、きちんと自分の肌に合った化粧品を使わないと肌にダメージを与えることになりかねません。

コーセーはさまざまな人向けのブランドを作ることで、その人それぞれに適したメイクやスキンケアができるようになっています。

お客さんのニーズに応えた化粧品の提供

近年は化粧品販売においても、店頭販売だけではなくネット販売が当たり前になってきています。むしろ、ネット販売をしていないと売り上げが落ちてしまう部分もあるでしょう。

コーセーは化粧品専門店だけではなく、百貨店や量販店、そして、ドラッグストア、コンビニ、バラエティストアなどさまざまな流通チャネルを通した販売方法を確立しています。

さまざまな販売方法を展開することによって、お客さんのニーズに応えているのです。そして販売方法の多様化をはかることによってグローバルな展開も積極的にしているのです。

幅広い主要ブランドの展開

さまざまな化粧品会社で、豊富な主要ブランドの展開をしています。コーセーも他の会社同様に主要ブランドの豊富さに定評がある会社です。

肌の悩みは一般的なものばかりではありません。敏感肌や乾燥肌のような体質的なものもあれば、年齢肌のように肌の衰えが原因な場合もあるからです。コーセーではそれらの悩みに対応できるように幅広い年代層向けのブランドを展開しています。

若い人向け、年齢を重ねた人向けなどがあるので自分に適しているものを選ぶようにしましょう。どれを使えばいいか分からない場合は、各ブランドの公式サイトを見れば、どのような人や悩みに向けられているのかなどを知ることができます。

それでも不安がある場合はコーセーの直営店などで相談してみることをおすすめします。直営店には肌の専門家が在籍しているので、きちんとお客さんの肌状況、そして年齢に合わせた製品の提案をしてくれるはずです。

 

株式会社コーセーの強みや特徴とは?

引用:株式会社コーセー

どんな会社にもその会社ならではの強みや特徴があります。それは、コーセーも同様です。

こちらでは、コーセーがどのような強みや特徴を持っているのかという部分にスポットを当ててみました。強みや特徴を知ることで、なぜコーセーが大手企業と呼ばれるまでになったのかを伺い知ることができるはずです。

創業からほぼ変わらない事業領域

コーセーは2026年で創業80周年を迎えます。コーセーの強みと特徴として、創業からずっとほぼ化粧品のみを事業領域としている部分です。他の化粧品会社は別の事業展開を行っているところもありますが、コーセーはほぼ化粧品のみを事業領域にしています。

コーセーは、独自の美しい価値と文化を創造するという理念を掲げています。この理念を実現するために化粧品のみに絞った事業領域にしているのではないでしょうか。他の事業を展開することが悪いというわけではありませんが、どうしても会社としての力が分散されてしまいます。その分散されてしまうであろう知識や経験をすべて一本化するため、あえてほぼ化粧品のみに特化している会社としているのでしょう。

コーセーのコンセプトとは

コーセーのコンセプトは「考えよう。人と地球の美しさ」というものです。お客さんの美しさだけを目指すのではなく、地球の美しさも考える場としてお客さんに環境課題への理解を深めてもらうというものを持っているのです。

オンラインショップでは、シーズン中に売り切れなかった商品をお客さんが求めやすいような価格で提供をしているのも特徴のひとつです。コーセーは会社だけではなくお客さん、そして地球のこともしっかり考えているという特徴があります。

商品についても、シーズン中に売り切れなかったからと言って悪いものではありません。しかし、化粧品にも使用期限などがあり、古くなればなるほどお客さんの不安につながります。だからこそ、きちんとした期間内に使ってもらえるようにお求めやすい価格で提供をしています。

女性が働きやすい会社

化粧品会社ということもあり、コーセーは女性が働きやすいという部分があります。会社としての考えは社員が楽しく、心も明るく働けるような会社を目指しています。

豊かな人間性と創造性という考えを持っているので、さまざまな社員が自分らしく仕事ができる環境を整えているのです。特にコーセーは人材育成にも力を入れています。今いる人材だけが良くても会社の将来にはつながりません。むしろ、人材育成こそが会社の将来につながると言っても過言ではないのです。

もちろん、女性が働きやすい会社だからと言って男性が働きにくいわけではありません。仕事上、男女平等が当たり前になってきているとはいえ、まだまだ会社によっては女性が活躍しづらい部分もあります。コーセーは男女平等を徹底していて、男性も女性も活躍できる職場になるように尽力しているのです。

 

まとめ

株式会社コーセーは化粧品会社であり、大手企業のひとつです。誰もが知る企業のひとつなのでコーセーの名前を知らない人はいないのではないでしょうか。しかし、誰もが知る企業になるまでに苦労がなかったわけではありません。さまざまな壁にぶつかりながらも、その壁を乗り越えたことで、現在のコーセーにつながっているのです。

コーセーは非常に評判の良い会社です。大企業ということでお客さん側も働く側も満足できる環境が整っているのでしょう。特に働く側にとって福利厚生は重要です。女性の場合は妊娠や出産などもあるので産休や育休については不安を持っている人もいます。しかし、それらをごく普通に取得できる環境が整っているので安心して働くことができます。

独身の人は寮が本社や支店の近くにあるというメリットもあります。お客さん側は、きちんとスタッフが分かりやすく説明をしてくれるので自分に適した商品の提案をしてもらえます。働く側が満足できないと、お客さんに対して良い接客、良い商品の開発ができません。

コーセーは社員やスタッフを大事にすることによって、巡り巡って会社のためになるという方法を取っているのです。このように社員もお客さんも大事にするからこそ、コーセーは今のような大企業に発展することができたのではないでしょうか。

コーセーは大企業ならではの安心感をお客さんにも働く社員にも与えてくれます。実際にコーセーの製品を使うことで悩みから解放された、コーセーで働くことによって仕事のやりがいなどを見出すことができたという意見も少なくありません。

 

会社概要

会社名: 株式会社コーセー
代表者名: 小林 一俊
資本金: 4,848百万円
アクセス: 銀座駅より徒歩3分

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