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旅行会社最大手の株式会社JTBが持つ企業理念や強み、特徴について

旅行会社の最大手と言えば、やはり株式会社JTBではないでしょうか。旅行をする際にはJTBを利用しているという人も多くいます。今回はなぜJTBが注目されているのか、企業理念や事業内容、そして強みや特徴にスポットをあててみましょう。

旅行を検討している人は、JTBだからというだけではなく強みや特徴、企業理念などを知った上で利用することでまた別の見え方があるのではないでしょうか。

 

株式会社JTBの企業理念

引用:株式会社JTB

JTBは大企業と言ってもおかしくないほど規模の大きな会社です。JTBは1912年3月12日に創業した会社です。1945年、1963年に名称を変えてはいますが、根本的な部分は変わっていません。つまり、創業当初から変わらない企業理念を持っているのです。

こちらでは、JTBがどのような企業理念を持っているか、なぜここまでの大成長を遂げることができたのかなどについて紹介していきましょう。

心豊かな暮らし

旅行は日常と非日常を感じさせてくれるものです。そのため、JTBでは、心豊かな暮らしを過ごせるように尽力しています。社内外の人が輝き続けられるように、福利厚生にも力を入れています。

余暇の充実、働きがいのある会社にするための社内向上、企業としての生産性の向上などにも貢献しているのです。人間は自分が充実していないと、誰かを充実させることなんてできません。旅行会社として、さまざまな人と接する機会が多いこと、楽しみを提供する側としてしっかり仕事ができるように社員が心豊かな暮らしができるように配慮されています。

人々を取り巻く環境

JTBではさまざまな旅行プランなどが提供されています。お客さんに対して楽しみを提供するためには、新たな出会い、人々の相互理解も必要です。特にツアープランなどでは、見知らぬ人と一緒に過ごす時間が多くなります。

JTBでは、交流の場所を想像、そして提供するために自然や文化の魅力の維持に努めています。地球上の自然や文化の魅力を維持し続ける運動をすることによって、旅行そのものの向上にもつながるからでしょう。

地域社会への貢献

JTBは観光地マネジメントを行うDMCCとしての役割も自覚しています。ただ旅行プランの提供だけをしているわけではないのです。日本国外問わず、さまざまな人に旅行を提供しています。そのため、地域社会への貢献にも力を入れています。

旅行先にはさまざまな魅力があります。都心部には都心部の、地方には地方の魅力があるのです。その魅力は優劣をつけることなんてできません。なぜなら、スポーツと食事はどっちが好きなのかと聞いているようなものだからです。

スポーツも食事も別ジャンルなので、優劣をつけることはできません。どちらも身近にあって当たり前という人が多いからです。だからこそ、都心部への旅行も地方への旅行も素晴らしいものとして提供しているのです。

旅行を提供するためには、さまざまなことについて知っておかなくてはいけません。そういった意味でも地域社会への貢献に力を入れているのでしょう。

 

株式会社JTBの事業内容

引用:株式会社JTB

基本的にJTBは旅行業をメインとした事業を展開しています。そのため、JTBと聞けば旅行会社という認識の人が多いのではないでしょうか。こちらでは、JTBが展開している事業について紹介していきます。

さまざまな事業を展開しているので、ただの旅行会社という部分しか知らなかった人は驚いてしまうかもしれません。


ツーリズム事業

ツーリズム事業は交流創造の基盤としたビジネスモデルの革新に取り組む事業です。旅行サービスのデジタル化にも取り組んでいるのです。デジタル化することによって、チャネルやツアーの自由度を高めることができます。

他にも日常シーンを充実させるためにも、旅マエや旅ナカ以外の日常シーンでお客さんが満足できるコンテンツにも取り組んでいます。こちらはライフスタイルに寄り添うことを目的としているので、従来の旅行軸だけではなく、知る、創る、学ぶという新機軸にも注目しています。

新機軸に関しては子供に大きな良い影響を与えてくれます。旅行は非日常を感じさせてくれるものです。子供は興味があるものに対しては、大人も驚くほどの吸収力を持っています。旅行をきっかけに子供の将来が決まったという家庭もあるのです。

他にも観光マーケティング支援もツーリズム事業のひとつとなっています。観光戦略策定を起点として、観光コンテンツの開発などを行っています。観光客を増やすためにはどうすればいいのかなどを考えるのが観光マーケティング支援です。

エリアソリューション事業

エリアソリューション事業はさまざまな事業者との共創によってエリアや地域の発展を追求し続ける事業です。発展と言っても一時的なものではありません。持続的な発展に繋がらないと観光業界としてはやっていけないのです。

エリアソリューション事業でおこなったものとして、観光地デジタル化支援というものがあります。自治体やDMO、そして観光事業者のDX推進に向けたソリューションの提供をしています。

他にも観光地整備や運営支援も行っているのです。観光客を満足させるため、観光地として盛り立てるための物流や金流、情報流のソリューション提供を行っています。観光地と言ってもさまざまな整備をしていないと人は集まりません。漠然とした整備ではなく、どうすれば観光客増加につながるかという部分にスポットを当てた整備の提案などをするのです。

更にホテルなどの宿泊施設に設置したQRコードスマートフォンで読み取ることで、言語設定を自動で認識するというものもあります。これによって海外からの観光客も利用しやすくなっているのです。2022年の時点では210施設の30,000部屋に導入されていて好評です。

ビジネスソリューション事業

ビジネスソリューション事業は成長戦略として企業課題を起点としたものです。ビジネスの拡大などに取り組む事業となっています。基本的に個人向けではなく企業向けのコミュニケーション領域です。

企業としては何かを打ち出したい気持ちはあっても、何をすればいいのか分からないという部分も多いです。そこでJTBのビジネスソリューション事業では、さまざまなビジネスイベントの運営を行っています。さまざまなスタイルに対応しているので、豊富な企業が依頼をしています。

ビジネスイベントを運営してもらうだけでは、企業戦略は成功とは言えません。ビジネスイベントを統合的に管理してもらう包括サービスにもJTBは対応しているのです。データに基づく効果検証を行ってくれます。

他にも法人向けの人材育成コンサルティングにも対応をしています。どれだけいい環境が整っていても人材不足であれば意味がありません。一時的な人材補充ではなく、将来性を見据えた人材育成コンサルティングを提供しているのです。

現時点でいい環境を作れていたとしても、将来的に人材不足になれば現在のいい流れを壊してしまうことになります。そうならないために人材育成は早い段階から行っていないといけないものなのです。

 

株式会社JTBの強みや特徴

引用:株式会社JTB

JTBが旅行会社の中で最大手と言われるのはさまざまな強みがあるからです。こちらでは、JTBの強みや特徴について紹介していきます。他社との違いはどんなものなのかという部分にも注目してみてください。

圧倒的な差をつける売上高

JTBの特徴として、旅行取扱額全体で1兆円以上の収益を上げています。旅行業界における不動の絶対王者と言っても過言ではありません。国内外の旅行に関しても取扱額としてはナンバーワンを誇っている企業です。

JTBであれば安心、安全という意識を持っている人もいるのではないでしょうか。格安会社とは異なり、若干価格の高さは気になっても高い信頼によって安全や安心を感じることができます。

圧倒的な強みを持つ

JTBは日本の旅行業界をけん引してきたと言っても過言ではありません。そのため、他の旅行会社と比較しても圧倒的な強みを持っています。

JTBの創業当初は海外から日本への観光客を誘致するという事業をメインにしていました。しかし、国内旅行の取り扱いも始めたことで日本全体の高度経済成長を促すほどになっていたのです。それと同時にJTB自体も飛躍的な成長を遂げました。

圧倒的な強みと称されるもの、それは販売店ネットワークと海外店舗ネットワークの豊富さです。店舗数が多いだけと考える人もいるかもしれませんが、旅行会社に置いて販売店の多さは利益に直結すると言ってもおかしくはありません。

近年はオンライン予約などが当たり前になっていますが、JTBもオンライン予約はできます。だけどスタッフに話を聞いて安心した上で予約をしたいという人もいます。JTBの強みとしてはオンライン環境も整っていながら、オフラインでの環境も万全という部分です。

すべての人がネットに強いわけではありません。中には便利だろうと分かっていても、アナログなやり方で予約をする人もいます。JTBは時代の流れだからと言って、オフラインの予約を取り払うことはしませんでした。さまざまなお客さんに寄り添うスタイルが強みと言ってもいいでしょう。

他社と比較して安定の安心感がある

旅行会社と言っても、JTB以外にもさまざまなところがあります。株式会社エイチ・アイ・エス楽天トラベルなど、旅行会社は豊富です。JTBのように知名度が高い会社も複数あります。しかし、その中でもJTBは安定した安心感があると答える人が多いです。

日本の旅行業界をけん引し続けていたからというだけではなく、JTBが持つお客さんに寄り添うスタイルが現在の評判を作っているのです。近年は物価高騰などによって何かを購入する場合などは安さを求める傾向があるようです。

食料品などを見ても、同じ牛肉だから、と国産ではなく海外産のものを選ぶ人もいるのではないでしょうか。だけど、JTBが選ばれ続けているのは、物価高騰化しているにも関わらず、高品質な環境の旅行を提供し続けていたからでしょう。

物価高騰化してもしなくても、品質の良い商品提供をしているということで安定した安心感をお客さんに届け続けていた結果が現在のJTBを支えています。

口コミ評価が高い

JTBの魅力のひとつとして、口コミ評価の高さにあります。評価が高いということは、それだけ多くの人が利用をしているということです。

基本的に評価は口コミを寄せている数にもよります。JTBは評価数が多く、評価結果も高いです。評価数が少ない場合は、評価結果が高くても信ぴょう性は少ないです。だけど、両方良い場合は信頼できるということになります。

 

まとめ

株式会社JTBは旅行会社の中で最大手として知られています。最大手ということで、他の企業の追随を許さない圧倒的な強みを持っている会社です。旅行に安心と安全を求めるのであれば、JTBのプランがおすすめです。

JTBはオンラインだけではなくオフラインでの環境も整っています。そのため、店舗に訪れる人も気兼ねなく相談や予約ができる魅力があるのです。年配者などの場合はオンラインよりもオフラインでの予約の方がいいという声もあるようです。時代の流れだからと、オフライン環境を撤廃していない部分がお客さんに寄り添っていることになるのでしょう。

これまでも、そしてこれからもJTBはお客さんに寄り添った対応をしてくれます。創業当初より変わらない寄り添い方がJTBを不動の旅行会社にしているのではないでしょうか。さまざまな便利旅行会社が出てきても、JTBしか利用しないという人が多くいます。それだけ、ゆるぎない信頼を得ているからでしょう。

旅行会社にはそれぞれ異なった魅力がありますが、JTBは総合的にバランスの取れた魅力を持っている企業として知られています。対応力、そして展開力が充実です。もちろんお客さんだけではなく、社員のことも考えた社風だからこそ良い接客につながっているのです。

 

会社概要

会社名:株式会社JTB
代表者名:高橋 広之
資本金:1億円
アクセス:天王州アイル駅より徒歩4分

www.jtbcorp.jp